【転移数が1〜3の肺がん】「局所地固め療法」vs「維持療法」

3ヵ所以下の少数転移を伴う人は、「導入化学療法」終了後、「維持療法」に入る前に追加して「局所地固め療法」として「手術または放射線療法」の実施を選択することで増悪生存期間の延長が期待できる。

試験では「導入化学療法」は、EGFR変異のある人は「EGFRチロシンキナーゼ阻害薬」、ALK変異のある人は「ALK阻害薬」を3ヵ月以上、いずれも野生型の人は「プラチナダブレット」治療を4サイクル以上受けた。「局所地固め療法」は、手術または放射線療法(「化学放射線療法」を含む)を受けた。「維持療法」は、経過観察または承認されているレジメンを用いた化学療法を受けた。

局所地固め療法」を受けることで無増悪生存期間が3.9ヵ月から11.9ヵ月に延長(p=0.0054)。

局所地固め療法」を受けなかった人では、維持療法期にグレード3の倦怠感、貧血を経験した人がそれぞれ1名ずついた。「局所地固め療法」を受けた人では、食道炎(n=2)、貧血、気胸、腹痛を経験した人がいた。

【発表】

2016年10月24日

【試験】

Phase 2〔NCT01725165

【原著】

Lancet Oncol. 2016;17:1672-1682. [PubMed: 27789196]

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