
1〜2ラインの化学療法を受けたことがある人でも、「タルセバ」治療を選択することで生存期間の延長が期待できる。試験では4.7ヵ月から6.7ヵ月に延長。無増悪生存期間の延長も期待できる。試験では1.8ヵ月から2.2ヵ月に延長。奏効率の向上も期待できる。試験では8.9%の人が奏効を得られた(プラセボでは0.7%)。
主な有害事象は、皮疹(12%)、下痢(5%)。薬剤に関連した有害事象のため、治療が継続できなかった人は、「タルセバ」治療を受けた人の5%、「タルセバ」の減量が必要であった人は、19%であった。
【発表】
2005年7月14日
【試験名】
BR.21(Phase 3)
【原著】
N Engl J Med. 2005;353:123-32. [PubMed: 16014882]
【さらに詳しく】