
既に治療を受けたことがある人でも「アブラキサン」治療を選択することで、腫瘍縮小効果が期待できる。試験では「アブラキサン」治療を受けた31.7%の人で腫瘍縮小効果が認められた。「アブラキサン」治療を受けた人の半数が4.9ヵ月以上増悪なく生存し、13.0ヵ月以上生存した。
「アブラキサン」治療によるグレード3または4の血液毒性は好中球減少症、白血球減少症である。試験では「アブラキサン」治療を受けた19.5%の人が好中球減少症を、17.1%の人が白血球減少症を経験した。
【発表】
2016年6月14日
【試験】
Phase 2
【原著】
Lung Cancer. 2016;99:41-5. [PubMed:27565912]