
静脈血栓塞栓症を併せ持つ人は、経口第Xa因子阻害薬「リクシアナ」服用を選択することで、低分子ヘパリンに劣らない再発予防が期待できる。
試験では、静脈血栓塞栓症は「リクシアナ」治療を受けた7.9%の人が再発したのに対し、低分子ヘパリン治療を受けた11.3%の人が再発した。「リクシアナ」治療を受けた6.9%の人が重大な出血が起こり、低分子ヘパリン治療を受けた人では4.0%の人に起こった。
【発表】
2017年12月12日
【試験名】
Hokusai VTE CANCER(Phase 3)〔NCT02073682〕
【原著】
N Engl J Med 2018; 378:615-624. [PubMed: 29231094]
【さらに詳しく】