【胞巣状軟部肉腫】テセントリク

進行胞巣状軟部肉腫と診断された52名が「テセントリ」治療を受けた結果、19名(37%)が治療に奏効し、奏効が24.7ヵ月持続した。

本試験の結果に基づいて、米国では「体の他の部位に転移しているか、手術で切除できない進行胞巣状軟部肉腫の成人および2歳以上の小児」の治療薬として「テセントリ」が承認されている。

日本では、切除不能胞巣状軟部肉腫に対する「テセントリ」の有用性を評価する多施設共同医師主導治験『ALBERT〔jRCT2031200041〕』が進行中である。

【発表】

2023年9月7日

【試験名】

Phase 2〔NCT03141684

【試験実施国】

米国

【原著】

N Engl J Med. 2023 ;389:911-921. [PubMed: 37672694]

【さらに詳しく】