![11784875肺がん](https://i0.wp.com/gantaisaku.net/wp-content/uploads/2016/05/2286f6ca3c8ebc9fba61942175d292c3.png?resize=678%2C381&ssl=1)
初回のプラチナベースの化学療法を選ぶ際に、「ゲムシタビン+シスプラチン」、「ドセタキセル+シスプラチン」、「パクリタキセル+カルボプラチン」のどれを選んでも「パクリタキセル+シスプラチン」と生存期間において大差はない。試験では「パクリタキセル+シスプラチン」で7.8ヵ月、「ゲムシタビン+シスプラチン」で8.1ヵ月、「ドセタキセル+シスプラチン」で7.4ヵ月、「パクリタキセル+カルボプラチン」で8.1ヵ月であった。
奏効率についても大差はない。試験では「パクリタキセル+シスプラチン」で21%、「ゲムシタビン+シスプラチン」で22%、「ドセタキセル+シスプラチン」で17%、「パクリタキセル+カルボプラチン」で17%であった。
「ゲムシタビン+シスプラチン」治療を選択した場合、病勢の進行までの時間が長かったが、グレード3以上の腎毒性を起こしやすい。試験では9%の人で現れた。
【発表】
2002年1月10日
【原著】
N Engl J Med. 2002;346:92-8. [PubMed: 11784875]
【さらに詳しく】