
「エンハーツ」(一般名=トラスツズマブ デルクステカン)が「がん化学療法後に増悪したHER2遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」について適応拡大が2023年8月23日に承認され、肺がんでも使用可能になった。HER2陽性の肺がんの適応は国内初。
今回の適応拡大はPhase2試験『DESTINY-Lung02』の結果に基づき、2022年12月13日に承認申請された。
また、同剤は「HER2遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」について希少疾病用医薬品指定を受けている。
【承認日】
2022年8月23日
【効能及び効果】
がん化学療法後に増悪したHER2遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
【さらに詳しく】
- トラスツズマブ デルクステカン、 HER2変異陽性非小細胞肺がんに国内承認/第一三共〔ケアネット〕
- 既治療のHER2遺伝子変異陽性進行非小細胞肺癌へのトラスツズマブ デルクステカンの適応拡大が承認〔日経メディカル〕
- 「エンハーツ」、HER2陽性肺がんの適応追加 第一三共、国内初〔日刊薬業〕
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