【EGFR陽性肺がん:一次治療(18ヵ月OS)】「イレッサ→タグリッソ」vs「タグリッソ」

EORTC LCG-163 APPLE(JCO)                  

EGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「イレッサ治療から開始し、進行後にタグリッソ治療に変更する」治療方針を選択しても、「最初からタグリッソ治療」を選択した場合と同程度の18ヵ月生存率が期待できるが、脳転移巣における進行リスクは高くなる。

イレッサ治療から開始し、進行後にタグリッソ治療に変更する」治療方針を選択した人の生存期間(中央値)は42.8ヵ月であった。

【発表】

2024年2月7日

【試験名】

EORTC LCG-163 APPLE(Phase 2)〔NCT02856893

【試験参加国】

フランス、ヨルダン、ポーランド、スロバキア、スペイン

【原著】

J Clin Oncol. 2024 Feb 7. [PubMed: 38324744]