【ドライバー遺伝子陽性肺がん:二次治療】「テセントリク+アバスチン+プラチナ製剤+ペメトレキセド」

GFPC 06-2018(Eur J Cancer)                   

EGFR遺伝子変異、ALK再構成またはROS1融合遺伝子陽性非扁平上皮非小細胞肺がんと診断され、分子標的薬治療中に病勢が進行した71名が「テセントリクアバスチン+プラチナ製剤+ペメトレキセド」治療を受けた結果、58.2%の人が治療に奏効した。試験に参加した人のうち、87.3%がEGFR遺伝子変異陽性、12.7%がALK再構成陽性であった。

78名が「テセントリク+プラチナ製剤+ペメトレキセド」治治療を受けた結果、46.5%の人が治療に奏効した。試験に参加した人のうち、89.7%がEGFR遺伝子変異陽性、5.1%がALK再構成陽性、6.4%の人がROS1融合遺伝子陽性であった。

【発表】

2023年1月31日

【試験名】

GFPC 06-2018(Phase 2)〔NCT04042558

【試験参加国】

フランス

【原著】

Eur J Cancer. 2023;183:38-48. [PubMed: 36801605]