【高齢者小細胞肺がん:一次治療(OS)】「カルボプラチン+イリノテカン」vs「カルボプラチン+エトポシド」

JCOG1201(Lung Cancer)                    

71歳以上で進展型小細胞肺がんと診断された人が初めての化学療法を考える場合、「カルボプラチンイリノテカン」治療を選択しても「カルボプラチンエトポシド」治療を上回る生存期間は期待しにくい。「カルボプラチンエトポシド」治療を受けた人の59.5%、「カルボプラチンイリノテカン」治療を受けた人の63.2%が治療に奏効した。

カルボプラチンエトポシド」治療を受けた人では骨髄抑制、「カルボプラチンイリノテカン」治療を受けた人では消化器毒性をより多く経験した。

【発表】

2023年4月22日

【試験名】

JCOG1201/TORG1528(Phase 2/3)〔jRCTs031180193

【試験実施国】

日本

【原著】

Lung Cancer. 2023 :181:107195. [PubMed: 37156212]