![36807519肺がん](https://i0.wp.com/gantaisaku.net/wp-content/uploads/2023/02/c33442da3c15aed10c30af228bb4d141.png?resize=678%2C381&ssl=1)
JMTO LC14-01(Cancer Med)
進行非小細胞肺がんと診断され、前治療歴がある人が次の治療として「アブラキサン単剤治療」を考える場合、「70mg/㎡」を選択しても「100mg/㎡(標準用量)」を選択した場合と同程度の無増悪生存期間が期待できる。
「アブラキサン(100mg/㎡)」治療を受けた人の20.5%が治療に奏効したのに対し、「アブラキサン(70mg/㎡)」治療を受けた人では23.1%であった。二次治療として「アブラキサン(100mg/㎡)」治療を受けた人の26.3%が治療に奏効したのに対し、「アブラキサン(70mg/㎡)」治療を受けた人では22.2%であったが、三次治療以降として「アブラキサン(100mg/㎡)」治療を受けた人の15.0%が治療に奏効したのに対し、「アブラキサン(70mg/㎡)」治療を受けた人では23.8%であった。
「アブラキサン(100mg/㎡)」治療を受けた人の57.5%がグレード3以上の有害事象を経験したのに対し、「アブラキサン(70mg/㎡)」治療を受けた人では41.5%であった。
【発表】
2023年2月21日
【試験名】
JMTO LC14-01(Phase 2)
【試験実施国】
日本
【原著】
Cancer Med. 2023 ;12:9133-9143. [PubMed: 36807519]