KATHERINE(NEJM)
切除可能なHER2陽性早期乳がんと診断され、手術の結果、残存病変が確認された女性が術後治療を考える場合、「カドサイラ」治療を選択することで「ハーセプチン」治療を選択した場合を上回る3年無浸潤疾患生存率の向上が期待できる。
【発表】
2018年12月5日
【試験名】
KATHERINE(Phase 3)〔NCT01772472〕
【原著】
N Engl J Med 2019;380:617-28. [PubMed: 30516102]
【さらに詳しく】
- HER2 陽性浸潤性残存乳癌に対するトラスツズマブ エムタンシン〔NEJM日本語アブストラクト〕
- 術前治療で浸潤病変残存の早期乳がん、術後T-DM1が有望〔ケアネット〕
- 術前化学療法を施行したHER2陽性乳がんにおける術後T-DM1の有効性(解説:矢形寛氏)〔ケアネット〕
- 第3相KATHERINE試験、術後T-DM1が一部の乳がん再発リスクを下げる〔海外がん医療情報リファレンス〕
- 術前療法で残存病変のあるHER2陽性早期乳癌の術後療法はT-DM1がトラスツズマブより有効【SABCS2018】〔日経メディカル〕
- 乳がんにトラスツズマブの抗体-薬物複合体 高再発リスクHER2陽性早期乳がんに有効〔Medical Tribune〕