【EGFR陽性肺がん:二次治療(OS、PFS)】「キイトルーダ+化学療法」vs「化学療法」

KEYNOTE-789(JCO)                       

EGFR遺伝子変異陽性の転移性の非小細胞肺がんと診断され、EGFR-TKI阻害薬治療中に病勢が進行した人が次の治療を考える場合、「ペメトレキセド+プラチナ製剤」治療に「キイトルーダ」の上乗せを選択しても生存期間、無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

キイトルーダペメトレキセド+プラチナ製剤」治療を受けた人の奏効率は29.0%、「ペメトレキセド+プラチナ製剤」治療を受けた人の奏効率は27.1%であった。

【発表】

2024年8月22日

【試験名】

KEYNOTE-789(Phase 3)〔NCT03515837jRCT2080223961

【試験参加国】

日本(名古屋医療センター、愛知県がんセンター、藤田医科大学病院、国立がん研究センター東病院、兵庫県立がんセンター、金沢大学附属病院、神奈川県立がんセンター、関西医科大学附属病院、静岡がんセンター、九州医療センター、九州大学大学院、新潟県立がんセンター新潟病院、岡山大学病院、大阪国際がんセンター、国立がん研究センター中央病院、虎の門病院、都立駒込病院、和歌山県立医科大学附属病院)、米国、オーストリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、イスラエル、イタリア、韓国、メキシコ、スペイン、スウェーデン、台湾、英国

【抄録】

J Clin Oncol. 2024 Aug 22.  [PubMed: 39173098]

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