【大腸がん:維持療法(PFS)】「リムパーザ+アバスチン」vs「5-FU+アバスチン」

LYNK-003(Eur J Cancer)                    

切除不能または転移性大腸がんと診断され、「FOLFOXアバスチン」による一次治療後に進行が認められていない人が維持療法を考える場合、「リムパーザ」治療または「リムパーザアバスチン」治療を選択しても「5-FUアバスチン」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待しにくい。試験は無益性中止となった。

【発表】

2024年3月21日

【試験名】

LYNK-003(Phase 3)〔NCT04456699jRCT2031200146

【試験参加国】

日本(愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、四国がんセンター、聖マリアンナ医科大学病院、埼玉県立がんセンター、静岡がんセンター、千葉県がんセンター、九州がんセンター、国立がん研究センター中央病院、がん研有明病院)、米国、オーストラリア、ベルギー、カナダ、チリ、コロンビア、フランス、ドイツ、ハンガリー、韓国、ラトビア、リトアニア、ロシア、南アフリカ、スペイン、トルコ、ウクライナ

【原著】

Eur J Cancer. 2024 Mar 21.