
OVHIPEC-1(NEJM)
Ⅲ期上皮性卵巣がんと診断された女性が「腫瘍減量手術と化学療法(カルボプラチン+パクリタキセル)」を考える場合「腫瘍減量手術」に「シスプラチンによる腹腔内温熱化学療法」の上乗せを選択することで、無再発生存期間および生存期間の延長が期待できる。
「減量手術+腹腔内温熱化学療法」を受けた人の27%がグレード3または4の有害事象を経験した(vs 25%, p=0.76)。
【発表】
2018年1月18日
【試験】
OVHIPEC-1(Phase 3) 〔NCT00426257〕
【原著】
N Engl J Med. 2018 ;378:230-240. [PubMed: 29342393]
【さらに詳しく】
- 卵巣癌における腹腔内温熱化学療法〔NEJM 日本語アブストラクト〕
- 卵巣がんアジュバント、腹腔内温熱化療で生存延長〔ケアネット〕
- 卵巣がんに対する術中腹腔内温熱化学療法 減量手術単独群に比べて予後を改善〔Medical Tribune〕
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