
ProCAID(JCO)
去勢抵抗性前立腺がんと診断された男性が次の治療を考える場合、「ドセタキセル+プレドニゾロン」治療に「AKT阻害薬 カピバセルチブ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくいが、生存期間(試験では二次評価項目)は延長する可能性がある。
グレード3または4の有害事象を経験した人の割合は「カピバセルチブ」を上乗せしても変わらない(62.2%)。カピバセルチブに関連していると考えられる主な有害事象は、下痢、倦怠感、嘔吐、発疹であった。
【発表】
2020年12月16日
【試験名】
ProCAID(Phase 2)〔ISRCTN69139368〕
【原著】
J Clin Oncol. 2021 ;39:190-201. [PubMed: 33326257]