
RELATIVITY-123
マイクロサテライト安定の転移性大腸がんと診断され、1〜4回の前治療が無効であった人が次の治療を考える場合、「ニボルマブ/レラトリマブ配合剤」治療を選択することで、「ロンサーフ(またはスチバーガ)」治療を選択した場合を上回る生存期間が得られるかについて、現在、検証が進められている。
【試験開始日】
2022年7月5日
【試験終了予定日】
2027年5月22日
【試験名】
RELATIVITY-123(Phase 3)〔NCT05328908/jRCT2031220232〕
【試験参加国】
日本(千葉県がんセンター、四国がんセンター、北海道大学病院、聖マリアンナ医科大学病院、神奈川県立がんセンター、大阪大学医学部附属病院、埼玉医科大学国際医療センター、静岡がんセンター、国立がん研究センター中央病院、国立がん研究センター東病院、埼玉県立がんセンター、がん研有明病院、大阪国際がんセンター)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、カナダ、チリ、中国、チェコ、フランス、ドイツ、イタリア、韓国、オランダ、ポーランド、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾
【現在の治療選択肢】

【大腸がん:三次治療(OS)】「ロンサーフ+アバスチン」vs「ロンサーフ」
SUNLIGHT(NEJM) 転移性大腸がんと診断され、フルオロピリミジン、イリノテカン、オキサリプラチン、抗VEGF抗体、抗EGFR抗体(RAS野生型の場合)を含む2ライン以下の化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「 ...

【大腸がん:三次治療(OS)】「ロンサーフ+支持療法」vs「支持療法」
RECOURSE(NEJM) 遠隔転移を有する大腸がんと診断され、2ライン以上の化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「支持療法」に「ロンサーフ」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。 グレード3以上の ...

【大腸がん:三次治療(OS)】「スチバーガ」vs「プラセボ」
CORRECT(Lancet) 遠隔転移を有する大腸がんと診断され、2ライン以上の化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「支持療法」に「スチバーガ」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。 奏効率は「スチ ...