カペシタビン(販売名:ゼローダ)は、中外製薬株式会社 鎌倉研究所(旧 日本ロシュ研究所)で創製されたフルオロシチジン誘導体。
2020年11月27日現在、日本において下記のがんに対する効能が承認されている。
遠隔転移を有するトリプルネガティブ乳がんと診断され、アントラサイクリン系およびタキサン系抗がん剤の治療歴を有する女性が「カペシタビン」治療に「イキサベピロン」の上乗せを選択すること […]
初めての治療を考える場合、「カペシタビン+イリノテカン(XELIRI)+アバスチン」治療を選択しても「カペシタビン+オキサリプラチン(CAPOX)+アバスチン」治療と同程度の効果が […]
「ゲムシタビン+シスプラチン」による一次治療後に病勢が進行した人が、次の治療を考える場合、「イリノテカン」単独治療に「カペシタビン」の上乗せを選択することで無増悪生存期間が延長する […]
「カペシタビン」を含む治療を受ける人が手足症候群の発現を遅らせることを目的に「ピリドキシン」を選択しても、手足症候群(グレード2以上)が発現するまでの時間は変わらない。 「ピリドキ […]
非ステロイド性アロマターゼ阻害薬治療後に増悪した、HR陽性HER2陰性の人が次の治療を考える場合、「アフィニトール」単剤治療に「アロマシン」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長 […]
「ハーセプチン+タキサン」治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「タイケルブ+カペシタビン」治療を選択しても、「ハーセプチン+カペシタビン」治療を上回る無増悪生存期間は期 […]
2ライン以下の化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「カペシタビン」単剤治療にJAC阻害薬「ジャカビ」の上乗せを選択しても、生存期間の延長は期待しにくい。 「カペシタ […]
局所進行直腸がんと診断された人が手術前の化学放射線療法を考える場合、「2サイクルのカペシタビン+オキサリプラチンによる地固め療法」を選択してもダウンステージ率、病理学的完全奏効率の […]
一次治療が無効になった人が、次の治療を考える場合、「カペシタビン+イリノテカン(XELIRI)±アバスチン」治療を選択することで「FOLFIRI±アバスチン」に劣らない生存期間が期 […]
アントラサイクリン系およびタキサン系化学療法が無効となった人が次の治療を考える場合、「カペシタビン」治療に「ビンフルニン」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる […]
遠隔転移を有するHER2陰性乳がんと診断され、一次治療として「アントラサイクリン系+タキサン系抗がん剤」の治療を受けた女性が「ハラヴェン」治療を選択することで「カペシタビン」治療を […]
手術後の補助化学療法を考える場合、「S-1」治療を選択しても、「カペシタビン」治療に劣らない無病生存率は期待しにくい。 グレード3以上の有害事象は、「カペシタビン」では手足症候群( […]
UK MRC OE05(Lancet Oncol) 食道腺がんと診断された人が手術前の化学療法を考える場合、「エピルビシン+シスプラチン+カペシタ […]
早期乳がんの女性は、手術を受け、術後補助化学療法として「エピルビシン」治療を受けた後、「カペシタビン」治療を受けても「CMF(シクロホスファミド+メトトレキサート+5-FU)」レジ […]
I-ⅢB期HER2陰性乳がんと診断され、術前補助化学療法後に浸潤病変が残存していた女性が次の治療を考える場合、 3週1サイクルの「カペシタビン(第1〜14日目)」投与を6または8サ […]
早期乳がんの女性は、手術を受けた後、「カペシタビン」を含めた化学療法を選択しても、無再発生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。ただし、トリプルネガティブの人では、「カペシタビン」 […]
I-ⅢB期トリプルネガティブ乳がんと診断され、術前補助化学療法後に浸潤病変が残存していた女性が次の治療を考える場合、 3週1サイクルの「カペシタビン(第1〜14日目)」投与を6また […]
一次治療または二次治療において、「カペシタビン」治療に「ネクサバール」治療の上乗せを選択しても、無増悪生存期間の延長は期待しにくい。 試験では、「ネクサバール+カペシタビン」併用治 […]
EMILIA(Lancet Oncol) 遠隔転移を有するHER2陽性乳がんと診断され、ハーセプチン、タキサン系抗がん剤を含む治療を受けた […]
「ハーセプチン」を含む治療中または後に進行した人は、「ハーセプチン+カペシタビン」治療に「パージェタ」治療の上乗せを選択しても、無増悪生存期間の延長は期待しにくい。 試験では、「パ […]
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