TRIDENT-1(NEJM)
ROS1融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんと診断され、 ROS1 TKI治療を受けたことがあるが、化学療法はまだ受けていない56名が「ROS1 TKI オータイロ」治療を受けた結果、38%の人が治療に奏効し、奏効が14.8ヵ月持続した。
【発表】
2024年1月11日
【試験名】
TRIDENT-1(Phase 1/2)〔NCT03093116/jRCT2011210009〕
【試験参加国】
日本(愛媛大学医学部附属病院、北海道大学病院、神奈川県立がんセンター、大阪市立総合医療センター、国立がん研究センター中央病院、鳥取大学医学部附属病院、国立がん研究センター東病院、名古屋大学医学部附属病院、大阪国際がんセンター)、米国、オーストラリア、ベルギー、カナダ、中国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、イタリア、韓国、オランダ、ポーランド、シンガポール、スペイン、台湾、英国
【原著】
N Engl J Med 2024; 390:118-131. [PubMed: 38197815]
【さらに詳しく】
- ROS1 融合遺伝子陽性非小細胞肺癌に対するレポトレクチニブ〔NEJM日本語アブストラクト〕
- ROS1融合遺伝子陽性NSCLC、repotrectinibが有望/NEJM〔ケアネット〕
- ROS1/TRK阻害薬repotrectinibがROS1融合遺伝子陽性の進行NSCLCに高い抗腫瘍効果と持続的な効果を示す【WCLC 2023】〔日経メディカル〕
- ROS1融合遺伝子陽性の進行非小細胞肺癌にROS1/TRK阻害薬repotrectinibが高い抗腫瘍効果と持続的な効果を示す〔日経メディカル〕
- ROS1/TRK阻害薬repotrectinibがNTRK融合遺伝子陽性進行固形癌に有効な可能性【AACR-NCI-EORTC 2021】〔日経メディカル〕
- repotrectinibがROS1チロシンキナーゼ阻害薬未治療のROS1融合遺伝子陽性NSCLCに高い抗腫瘍効果の可能性【WCLC 2020】〔日経メディカル〕
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