
WJTOG3405(Lancet Oncol)
EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「イレッサ」治療を選択することで、「シスプラチン+ドセタキセル」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。
「イレッサ」治療で多く発現した有害事象は、皮膚毒性、下痢、肝機能障害。「シスプラチン+ドセタキセル」治療で多く発現した有害事象は、骨髄抑制、疲労、脱毛。
【発表】
2009年12月18日
【試験名】
WJTOG3405(Phase 3)〔UMIN000000539〕
【試験参加国】
日本
【原著】
Lancet Oncol. 2010;11:121-8. [PubMed:20022809]
【さらに詳しく】
- EGFR変異陽性の進行非小細胞肺癌でゲフィチニブはシスプラチンとドセタキセル併用よりもPFSを延長―日本のフェーズ3試験〔日経メディカル〕
- ゲフィチニブによる一次治療はEGFR変異陽性非小細胞肺癌の生存を改善する【呼吸器学会2010】〔日経メディカル〕
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