
2〜4ラインの治療経験がある局所再発または転移性の乳がんの人は「ハラヴェン」治療に「サイラムザ」治療の追加を選択しても無増悪生存期間も生存期間の延長も期待しにくい。
試験では「サイラムザ+ハラヴェン」併用治療を受けた半数の人が4.4ヵ月以上増悪することなく生存した。「ハラヴェン」単独治療を受けた人の無増悪生存期間も4.1ヵ月であり、治療間に統計学的に有意な差は認められなかった。
試験では「サイラムザ+ハラヴェン」併用治療を受けた半数の人が13.5ヵ月以上生存した。「ハラヴェン」単独治療を受けた人の生存期間も11.5ヵ月であり、治療間に統計学的に有意な差は認められなかった。
「サイラムザ+ハラヴェン」併用治療を受けた21%に人が奏効し、「ハラヴェン」単独治療を受けた人では28%の人が奏効した。
【発表】
2016年7月29日
【試験】
Phase 2
【原著】