
治療が無効または再発した場合、「イダルビシン+シタラビン」治療に「クロファラビン」を併用しても「フルダラ」を併用しても同程度の効果が期待できる。
試験では、「クロファラビン+イダルビシン+シタラビン」治療を受けた人の38%が完全寛解または血小板回復を伴わない完全寛解を得た。「フルダラ+イダルビシン+シタラビン」治療を受けた人では30%であった。
「クロファラビン+イダルビシン+シタラビン」治療を受けた人は無イベント生存期間は2.0ヵ月であったのに対し、「フルダラ+イダルビシン+シタラビン」治療を受けた人の1.9ヵ月と治療間に差はなかった(p=0.48)。生存期間は、「クロファラビン+イダルビシン+シタラビン」治療を受けた人で6.3ヵ月であったのに対し、「フルダラ+イダルビシン+シタラビン」治療を受けた人では4.7ヵ月と治療間に差はなかった(p=0.28)。
【発表】
2017年7月18日
【試験】
Phase 1/2
【原著】
Leuk Lymphoma. 2017 Jul 18. [PubMed: 28718728]