【膵がん:術後治療(DFS)】「アブラキサン+ゲムシタビン」vs「ゲムシタビン」

APACT(JCO)                           

切除可能膵管腺がんと診断さた人が術後補助化学療法を考える場合、「ゲムシタビン」治療に「アブラキサン」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長は期待しにくいが、生存期間の延長が期待できる。

アブラキサンゲムシタビン」治療を受けた人の86%、「ゲムシタビン」治療を受けた68%がグレード3以上の治療関連有害事象を経験した。

【発表】

2022年12月15日

【試験名】

APACT(Phase 3)〔NCT01964430

【試験参加国】

米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、アイルランド、イタリア、韓国、オランダ、ポルトガル、シンガポール、スペイン、台湾、英国

【原著】

J Clin Oncol. 2023 ;41:2007-2019. [PubMed: 36521097]