ASCEND-1(Lancet Oncol)
ALK融合遺伝子陽性非小細胞肺がんと診断された83名が初めてのALK阻害薬として「ジカディア」治療を受けた結果、72%の人が治療に奏効し、17.0ヵ月奏効が持続した。
「ジカディア」治療を受けた48%の人に重度の有害事象が現れた。Grade3以上の検査値異常として、30%の人でALT値が上昇し、10%の人でASTが上昇した。Grade3以上の下痢、吐き気が6%の人に現れた。2名が治療を受けたために命を落とした(間質性肺炎、多臓器不全)。
【発表】
2016年3月10日
【試験名】
ASCEND-1(Phase 1)〔NCT01283516〕
【原著】
Lancet Oncol. 2016 ;17:452-463. [PubMed: 26973324]
【さらに詳しく】
- ALK阻害薬の前治療歴に関わらずALK阻害薬ceritinibは脳転移を有するALK変異陽性NSCLCに有効【SNO2014】〔日経メディカル〕
- ALK陽性NSCLCに対するceritinibはALK阻害薬治療歴や脳転移の有無に関わらず有効な可能性【ASCO2014】〔日経メディカル〕
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