【食道がん:二次治療(OS)】「オプジーボ」vs「化学療法」

ATTRACTION-3(Lancet Oncol)                

「フルオロピリミジン系+プラチナ製剤」を含む化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「オプジーボ」治療を選択することで、「パクリタキセル(またはドセタキセル)」を選択した場合を上回る生存期間が期待できる。

オプジーボ」治療を受けた18%の人がグレード3または4の治療関連有害事象を経験した(vs 63%)。「オプジーボ」治療のグレード3または4の主な治療関連有害事象は貧血(2%)、化学療法の主なグレード3または4の好中球数減少(28%)。

本試験の結果に基づき、2019年5月30日、「オプジーボ」の「癌化学療法後に増悪した根治切除不能な進行・再発の食道癌 」を効能・効果として追加する承認申請が行われ、2020年2月21日、承認された。

【発表】

2019年9月30日

【試験名】

ATTRACTION-3(Phase 3)〔NCT02569242

【原著】

Lancet Oncol. 2019 ;20:1506-1517. [PubMed:31582355]

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