
BRCA陽性かつHER2陰性の進行乳がんと診断され、 2種類以下の化学療法歴がある女性が次の治療を考える場合、「パクリタキセル+カルボプラチン」治療に「PARP阻害薬 ベリパリブ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。
「ベリパリブ+パクリタキセル+カルボプラチン」治療の主なグレード3以上の有害事象は、好中球減少症、貧血、血小板減少症であり、試験ではそれぞれ81%(vs 84%)、42%(vs 40%)、40%(vs 28%)の人が経験した。
【発表】
2020年8月27日
【試験名】
BROCADE3(Phase3)〔NCT02163694〕
【原著】
Lancet Oncol. 2020 ;21:1269-1282. [PubMed: 32861273]
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