【多発性骨髄腫:維持療法(PFS)】「ダラザレックス」vs「経過観察」

CASSIOPEIA(Lancet Oncol)                    

自家造血幹細胞移植後に奏効が得られた人がさらなる治療の是非を考える場合、導入療法/地固め療法で「ダラザレックス」が含まれた治療を受けていたかに関わらず、「ダラザレックスによる維持療法」を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

【発表】

2024年6月15日

【試験名】

CASSIOPEIA(Phase 3)〔NCT02541383

【試験参加国】

ベルギー、フランス、オランダ

【原著】

Lancet Oncol. 2024 Jun 15.  [PubMed: 38889735]

【さらに詳しく】

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