
FLAURA2(NEJM)
EGFR遺伝子変異陽性の局所進行または転移性の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「タグリッソ」治療に「ペメトレキセド+プラチナ製剤」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。
【発表】
2023年11月8日
【試験名】
FLAURA2(Phase 3)〔NCT04035486/jRCT1080224820〕
【試験参加国】
日本(順天堂大学医学部附属順天堂医院、日本医科大学付属病院、九州大学大学院、埼玉医大国際医療センター、姫路医療センター、岩国医療センター、金沢大学附属病院、国立がん研究センター東病院、がん研有明病院、大阪国際がんセンター、近畿中央呼吸器センター、北海道がんセンター、仙台厚生病院、静岡がんセンター、神奈川県立がんセンター)、米国、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、チリ、中国、チェコ、フランス、インド、韓国、ペルー、フィリピン、ロシア、スロバキア、南アフリカ、台湾、タイ、ベトナム、英国
【原著】
N Engl J Med 2023; 389:1935-48. [PubMed: 37937763]
【さらに詳しく】
- EGFR 変異陽性進行非小細胞肺癌に対するオシメルチニブと化学療法の併用とオシメルチニブ単剤との比較〔NEJM日本語アブストラクト〕
- EGFR変異陽性NSCLCの1次治療、オシメルチニブ+化学療法 vs.オシメルチニブ(FLAURA2)/WCLC2023〔ケアネット〕
- EGFR変異陽性進行NSCLCの1次治療でオシメルチニブと化学療法の併用はオシメルチニブのみより増悪または死亡のリスクを38%低減【WCLC 2023】〔日経メディカル〕
- オシメ+化学療法でNSCLCのPFS改善 第Ⅲ相FLAURA2試験〔Medical Tribune〕
- EGFR変異肺がん初回治療には免疫療法薬+化学療法が有効〔海外がん医療情報リファレンス〕
- EGFR陽性NSCLCの1次治療、オシメルチニブ+化学療法が単剤と比べてPFS延長(FLAURA2)/AZ〔ケアネット〕
- EGFR変異陽性進行NSCLCの1次治療でオシメルチニブと化学療法の併用はオシメルチニブのみよりPFSを有意に延長〔日経メディカル〕
- オシメルチニブ、化学療法との併用でPFSを有意に改善〔Medical Tribune〕
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