CheckMate 914(Lancet)
再発リスクの高い淡明細胞型腎細胞がんと診断された人が手術後の治療を考える場合、「オプジーボ+ヤーボイ」治療を選択しても無病生存期間の延長は期待しにくい。
「オプジーボ+ヤーボイ」治療を受けた人の32%がグレード3以上の有害事象を経験した(vs 2%)。
【発表】
2023年2月9日
【試験名】
CheckMate 914(Phase 3)〔NCT03138512〕
【試験参加国】
米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、中国、コロンビア、チェコ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、ポーランド、ルーマニア、ロシア、シンガポール、スペイン、スイス、トルコ、英国
【原著】
Lancet 2023; 401: 821–32. [PubMed: 36774933]
【さらに詳しく】
- 腎がん術後補助療法、ニボルマブ+イピリムマブはDFS延長せず(CheckMate 914)/Lancet〔ケアネット〕
- 再発リスクが中から高の腎細胞癌の術後補助療法としてニボルマブとイピリムマブの併用はDFSを有意に改善できず〔日経メディカル〕
- ニボルマブ+イピリムマブによる腎がんアジュバントの成績(CheckMate -914)/BMS〔ケアネット〕
- オプジーボ・ヤーボイのRCC術後療法、主要項目未達 米BMS〔日刊薬業〕
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