【食道がん:化学放射線療法(2年OS)】「CapOX+放射線療法」vs「5-FU+シスプラチン+放射線療法」

CRTCOESC(JCO)                         

切除不能な局所進行食道扁平上皮がんと診断された人が化学放射線療法を考える場合、「カペシタビン±オキサリプラチン+放射線療法」を選択しても「5-FUシスプラチン+放射線療法」を選択した場合を上回る2年生存率は期待しにくい。

5-FUシスプラチン+放射線療法」を受けた人の2年生存率が70.9%であったのに対し、「カペシタビン+放射線療法」を受けた人では75%、「カペシタビンオキサリプラチン+放射線療法」を受けた人では66.7%と差はなかった。

【発表】

2024年5月6日

【試験名】

CRTCOESC(Phase 3)〔NCT02025036

【試験実施国】

中国

【原著】

J Clin Oncol. 2024 May 6. [PubMed: 38710003]