【食道がん:二次治療(OS)】「カムレリズマブ」vs「化学療法」

ESCORT(Lancet Oncol)                   

一次治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「PD-1阻害薬 カムレリズマブ」治療を選択することで、化学療法(イリノテカンまたはドセタキセル)を選択するより、生存期間の延長が期待できる。

カムレリズマブ」治療の主なグレード3以上の治療関連有害事象は、貧血、肝機能異常、下痢。試験では「カムレリズマブ」治療を受けた3%の人がグレード3以上の貧血、2%の人がグレード3以上の肝機能異常、1%の人がグレード3以上の下痢を経験した。

【発表】

2020年5月13日

【試験名】

ESCORT(Phase 3)〔NCT03099382

【原著】

Lancet Oncol 2020; 21: 832–42. [PubMed: 32416073]