【レジメン図鑑】フェソロデックス(HR陽性乳がん)

フェソロデックス」は、2011年9月26日、「閉経後乳がん」を対象に承認された抗エストロゲン薬。2017年6月8日には「フェソロデックス」単剤治療が閉経後乳がんの一次内分泌療法としても承認された。この承認はPhase3試験『FALCON』の結果に基づく。

フェソロデックス」単剤治療の主な副作用は、ほてり(11.4%)、関節痛(8.8%)、悪心(5.3%)および疲労(5.3%)。

【添付文書改訂日】

2017年6月8日

【効能及び効果】

乳癌

【さらに詳しく】

このレジメンの主なトライアルを見る

【HR陽性乳がん:一次治療】「フェソロデックス」vs「アリミデックス」
FALCON(Lancet)                         HR陽性HER2陰性の局所進行性または転移性乳がんと診断された閉経後の女性が初めての内分泌療法を考える場合、「フェソロデックス」治療を選択することで「アリミデックス」治療を選択した場合を上回る無増悪生存 ...
【HR陽性乳がん:一次治療(アジア人)】「フェソロデックス」vs「アリミデックス」
FALCON(Breast Cancer)                     アジア人でもアジア人以外の女性同様に、HER2陰性、HR陽性の人が初めての治療を考える場合、「フェソロデックス」治療を選択することで「アリミデックス」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待 ...