【HER2陽性乳がん:術前治療(pCR)】「AC+テセントリク→パクリタキセル+ハーセプチン+パージェタ+テセントリク」vs「AC→パクリタキセル+ハーセプチン+パージェタ」

IMpassion050(JCO)                       

高リスクHER2陽性乳がんと診断された女性が手術の前の治療を考える場合、「dose dense AC(ドキソルビシンシクロホスファミド)→パクリタキセルハーセプチンパージェタ」治療に「テセントリク」の上乗せを選択しても病理学的完全奏効率の向上は期待しにくい。

【発表】

2022年6月28日

【試験名】

IMpassion050(Phase 3)〔NCT03726879/jRCT2080224179

【試験参加国】

日本(四国がんセンター、福島県立医科大学附属病院、広島市立広島市民病院、広島大学病院、北海道がんセンター、兵庫県立がんセンター、神奈川県立がんセンター、東海大学医学部付属病院、くまもと森都総合病院、新潟県立がんセンター新潟病院、埼玉医科大学国際医療センター、虎の門病院、昭和大学病院)、米国、ブラジル、カナダ、チェコ、ドイツ、イタリア、韓国、ポーランド、ロシア、スペイン、台湾

【原著】

J Clin Oncol. 2022 ;40:2946-2956. [PubMed: 35763704]

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