【頭頸部がん:術後治療(EFS)】「テセントリク」vs「経過観察」

IMvoke010(JAMA)                        

切除可能な局所進行頭頸部扁平上皮がんと診断された人が術後の治療を考える場合、「テセントリク」治療を選択しても、無イベント生存期間の延長は期待しにくい。この試験結果を受けて、「テセントリク」治療の頭頸部がんに対する開発が中止された。

【発表】

2025年3月13日

【試験名】

IMvoke010(Phase 3)〔NCT03452137jRCT2080224001

【試験参加国】

日本(愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、九州がんセンター、北海道大学病院、神戸大学医学部附属病院、宮城県立がんセンター、岡山大学病院、大阪国際がんセンター、静岡がんセンター、国立がん研究センター中央病院、東京慈恵会医科大学附属病院、東京科学大学病院、がん研有明病院、東京医科大学病院)、米国、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、ハンガリー、インド、イタリア、韓国、ポーランド、ポルトガル、ロシア、南アフリカ、スペイン、台湾、タイ、トルコ、ウクライナ、英国

【原著】

JAMA. 2025 Mar 13:e251483. [PubMed: 40079944]

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