【ALK陽性肺がん:一次治療(PFS)】「イルプリナルキブ」vs「ザーコリ」

INSPIRE(J Thorac Oncol)                      

ALK融合遺伝子陽性の局所進行または転移性非小細胞肺がんと診断された人が初めてのALK-TKI治療を考える場合、「イルプリナルキブ」治療を選択することで、「ザーコリ」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。

イルプリナルキブ」治療を受けた人の2年生存率は85.6%、「ザーコリ」治療を受けた人の2年生存率は84.0%であり、両治療間に差はなかった。

【発表】

2024年1月24日

【試験名】

INSPIRE(Phase 3)〔NCT04632758

【試験実施国】

中国

【原著】

J Thorac Oncol. 2024 Jan 24. [PubMed: 38280448]