【IA期肺がん:手術(5年OS)】「区域切除」vs「肺葉切除」

切除可能なIA期の肺野末梢小型非小細胞肺がんと診断された人が手術を考える場合、「区域切除」を選択することで「肺葉切除」を選択した場合を上回る5年生存率が向上できる。

区域切除を受けた人の10.5%が局所再発を経験し、肺葉切除を受けた局所再発率の5.4%より有意に高かった(p=0.0018)。区域切除を受けた47%、肺葉切除を受けた63%が他の病気のため死亡した。グレード2以上の術後合併症は区域切除を受けた27%、肺葉切除術を受けた26%の人が経験した。

【発表】

2022年4月23日

【試験名】

JCOG0802/WJOG4607L(Phase 3)〔UMIN000002317

【試験実施国】

日本(旭川医科大学病院、仙台医療センター、東北大学病院、山形県立中央病院、山形大学医学部附属病院、福島県立医科大学附属病院、茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター、栃木県立がんセンター、群馬県立がんセンター、千葉県立がんセンター、国立がん研究センター東病院、千葉大学医学部附属病院、国立がん研究センター中央病院、杏林大学医学部附属病院、東京医科大学病院、がん・感染症センター都立駒込病院、慶應義塾大学病院、がん研究会有明病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、聖マリアンナ医科大学附属病院、、神奈川県立がんセンター、横浜市立市民病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター、神奈川県立循環器呼吸器病センター、相模原協同病院、北里大学病院、新潟県立がんセンター新潟病院、西新潟中央病院、金沢大学医学部附属病院、石川県立中央病院、昭和伊南総合病院
信州大学医学部附属病院、岐阜市民病院、岐阜大学医学部附属病院、静岡県立静岡がんセンター、浜松医科大学医学部附属病院、愛知県がんセンター、名古屋大学医学部附属病院、、三重大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院、大阪大学医学部、大阪府立成人病センター、大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター、近畿中央胸部疾患センター、大阪市立総合医療センター、刀根山病院、吹田市民病院、大阪市立大学医学部附属病院、兵庫県立がんセンター、神戸市立医療センター中央市民病院、兵庫県立淡路病院、近畿大学医学部奈良病院、鳥取大学医学部附属病院、倉敷中央病院、岡山大学病院、川崎医科大学附属病院、呉医療センター・中国がんセンター、広島大学病院、安佐市民病院、広島市民病院、済生会広島病院、山口宇部医療センター、山口大学医学部附属病院、四国がんセンター、高知医療センター、九州がんセンター、製鉄記念八幡病院、九州大学病院、長崎大学病院、日本赤十字社長崎原爆病院、熊本大学医学部附属病院、熊本中央病院、熊本地域医療センター、大分大学医学部附属病院、新別府病院、大分県立病院)

【原著】

Lancet 2022; 399: 1607–17.  [PubMed: 35461558]

【さらに詳しく】