
JCOG 9702(Br J Cancer)
70歳以上でPSが0-2または70歳未満でPSが3の小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「カルボプラチン+エトポシド」併用療法も「シスプラチン+エトポシド」併用療法も選択できる。いずれの治療も5ヵ月前後の無増悪生存期間と10ヵ月前後の生存期間が期待できる。
「カルボプラチン+エトポシド」併用療法の主なグレード3または4の有害事象は、白血球減少症(54% vs 51%)、好中球減少症(95% vs 90%)、血小板減少症(56% vs 16%)、感染症(7% vs 6%)。
【発表】
2007年6月19日
【試験名】
JCOG 9702(Phase 3)
【原著】
Br J Cancer. 2007;97:162-9. [PubMed: 17579629]