
KEYNOTE-189(JCO)
EGFR遺伝子変異陰性かつALK融合遺伝子陰性、PD-L1発現量が1〜49%の非扁平上皮非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、化学療法(シスプラチンまたはカルボプラチン+ペメトレキセド)に「キイトルーダ」の上乗せを選択することで5年無増悪生存率および5年生存率の向上が期待できる。
生存期間は「キイトルーダ+化学療法」を受けた人で21.8ヵ月、「化学療法のみ」を受けた人はで12.1ヵ月。無増悪生存期間は「キイトルーダ+化学療法」を受けた人で9.4ヵ月、「化学療法のみ」を受けた人では4.9ヵ月。
【発表】
2023年2月21日
【試験名】
KEYNOTE-189(Phase 3)〔NCT02578680/jRCT2080223366〕
【試験参加国】
日本(国立がん研究センター中央病院、関西医科大学附属病院、四国がんセンター、近畿大学病院)、米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イスラエル、イタリア、オランダ、スペイン、英国
【原著】
J Clin Oncol. 2023 ;41:1992-1998. [PubMed: 36809080]
【さらに詳しく】
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