
KEYNOTE-189(Ann Oncol)
EGFR遺伝子変異陰性かつALK融合遺伝子陰性かつPD-L1陽性細胞1-49%の非扁平上皮がんの人が初めての治療を考える場合、「カルボプラチン(またはシスプラチン)+ペメトレキセド」治療に「キイトルーダ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間および生存期間の延長が期待できる。
「化学療法」の2年生存率は31.0%であったのに対し、「キイトルーダ+化学療法」の2年生存率は44.3%。また、「化学療法」の2年無増悪生存率は4.1であったのに対し、「キイトルーダ+化学療法」の2年無増悪生存率は22.3%。
「キイトルーダ+化学療法」を受けた人の50.0%、「プラセボ+化学療法」を受けた人の20.7%が治療に奏効した。
【発表】
2021年4月21日
【試験名】
KEYNOTE-189(Phase 3)〔NCT02578680/jRCT2080223366〕
【試験参加国】
日本(国立がん研究センター中央病院、関西医科大学附属病院、四国がんセンター、近畿大学病院)、米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イスラエル、イタリア、オランダ、スペイン、英国
【原著】
Ann Oncol. 2021 ;32:881-895. [PubMed: 33894335]
【さらに詳しく】
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