LAURA(NEJM)
切除不能なEGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、化学放射線療法後に病勢の進行が認められなかった人が次の治療を考える場合、「タグリッソによる維持療法」を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。
【発表】
2024年6月2日
【試験名】
LAURA(Phase 3)〔NCT03521154/jRCT2080224097〕
【試験参加国】
日本(広島大学病院、金沢大学附属病院、国立がん研究センター東病院、名古屋医療センター、新潟県立がんセンター新潟病院、大阪国際がんセンター、近畿大学病院、近畿中央呼吸器センター、北海道がんセンター、仙台厚生病院、東京医科大学病院、静岡がんセンター、神奈川県立がんセンター)、米国、アルゼンチン、ブラジル、中国、ハンガリー、インド、韓国、マレーシア、メキシコ、ペルー、ロシア、シンガポール、スペイン、台湾、タイ、トルコ、ベトナム
【原著】
N Engl J Med. 2024 ;391:585-597. [PubMed: 38828946]
【さらに詳しく】
- III 期 EGFR 変異陽性非小細胞肺癌に対する化学放射線療法後のオシメルチニブ〔NEJM日本語アブストラクト〕
- EGFR陽性NSCLC、CRT後のオシメルチニブでPFSが大幅に改善(LAURA)/ASCO2024〔ケアネット〕
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- 【ASCO2024年次総会】オシメルチニブは局所進行EGFR変異NSCLCの標準治療を変える可能性〔海外がん医療情報リファレンス〕
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