NAPOLI-3(Lancet)
転移性膵管腺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「NALIRIFOX(オニバイド+FOLFOX)」治療を選択することで「アブラキサン+ゲムシタビン」治療を上回る生存期間が期待できる。
【発表】
2023年9月11日
【試験名】
NAPOLI-3(Phase 3)〔NCT04083235〕
【試験参加国】
米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チェコ、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イスラエル、イタリア、韓国、ポルトガル、ロシア、スペイン、英国
【原著】
Lancet 2023; 402: 1272–81. [PubMed: 37708904]
【さらに詳しく】
- 転移のある膵がん1次治療、NALIRIFOXがOS・PFS改善(NAPOLI-3)/Lancet〔ケアネット〕
- 未治療の転移のある膵管腺がん患者におけるNALIRIFOX対nab-パクリタキセルおよびゲムシタビン―無作為化非盲検第III相試験(解説:上村 直実 氏)〔ケアネット〕
- 転移のある膵癌の1次治療でNALIRIFOXがnab-パクリタキセルとゲムシタビンの併用よりOSとPFSを有意に延長【ASCO GI 2023】〔日経メディカル〕
- NALIRIFOXで未治療膵がんの予後延長〔Medical Tribune〕
- 転移のある膵管腺癌の1次治療でNALIRIFOXの全生存期間延長効果は12カ月で約6%、18カ月で約7%の差を維持【ASCO 2023】〔日経メディカル〕