【近未来のレジメン図鑑】テセントリク(胞巣状軟部肉腫)

進行胞巣状軟部肉腫に対し、2024年3月14日、「テセントリク」(一般名=アテゾリズマブ)が承認申請された。この申請は国内Phase2試験『ALBERT』および米国Phase2試験の成績に基づいている。

胞巣状軟部肉腫は、悪性軟部肉腫の1%未満と超希少がんの1つで、日本人における年間発症数は15~40名と推定されている。大腿を中心に四肢に発症することが多く、15~35歳(AYA世代)での発症が多くみられる。切除不能な胞巣状軟部肉腫は予後不良で標準治療は確立していない。

【承認申請日】

2024年3月14日

【効能及び効果】

進行胞巣状軟部肉腫

【さらに詳しく】