【胆道がん:一次治療(OS)】「化学療法+イミフィンジ」vs「化学療法」

TOPAZ-1(NEJM Evid)                      

切除不能または転移性胆道がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ゲムシタビンシスプラチン」治療に「イミフィンジ」の上乗せを選択することで生存期間の延長が期待できる。試験では「ゲムシタビンシスプラチンイミフィンジ」治療を受けた人のうち24.9%、「ゲムシタビンシスプラチン」治療を受けた人の10.4%が2年後も生存していた。

ゲムシタビンシスプラチンイミフィンジ」治療を受けた26.7%、「ゲムシタビンシスプラチン」治療を受けた18.7%が治療に奏効した。「ゲムシタビンシスプラチンイミフィンジ」治療を受けた75.7%、「ゲムシタビンシスプラチン」治療を受けた77.8%がグレード3または4の有害事象を経験した。

【発表】

2022年6月1日

【試験名】

TOPAZ-1(Phase 3)〔NCT03875235/jRCT2080224730

【試験参加国】

日本(国立がん研究センター中央病院、国立がん研究センター東病院、埼玉県立がんセンター、杏林大学医学部付属病院、大阪国際がんセンター、大阪大学医学部附属病院、和歌山県立医科大学附属病院、神奈川県立がんセンター)、米国、アルゼンチン、ブルガリア、チリ、中国、フランス、香港、インド、イタリア、韓国、ポーランド、ロシア、台湾、タイ、トルコ、英国

【原著】

NEJM Evid . 2022 ;1:EVIDoa2200015.  [PubMed: 38319896]

【さらに詳しく】

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