【大腸がん:一次治療(OS)】「FOLFOXIRI+アバスチン」vs「FOLFIRI+アバスチン」

TRIBE(Lancet Oncol)                      

初めての化学療法を考える場合、「FOLFOXIRI+アバスチン」治療を選択することで「FOLFIRIアバスチン」治療を選択するより生存期間の延長が期待できる。試験では「FOLFOXIRI+アバスチン」治療を受けることで、生存期間が25.8ヵ月から29.8ヵ月に延長。

この治療法は特に効果がある集団が存在する。RASもBRAFも野生型の人では、半数以上の人が37.1ヵ月生存していた。逆にRAS陽性の人の生存期間は25.6ヵ月、BRAF陽性の人の生存期間は13.4ヵ月であった。

【発表】

2015年8月31日

【試験名】

TRIBE(Phase 3)〔NCT00719797

【原著】

Lancet Oncol. 2015;16:1306-15. [PubMed:26338525]

【さらに詳しく】

 

【こちらの図鑑も合わせて見る】

【大腸がん:一次治療(PFS)】「FOLFOXIRI+アバスチン」vs「FOLFIRI+アバスチン」
TRIBE(NEJM)                           大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「FOLFOXIRI+アバスチン」治療を選択することで、「FOLFIRI+アバスチン」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間の延長が期待できる。 「FO ...
【大腸がん:一次治療(OS)】「FOLFOXIRI+アバスチン」vs「FOLFIRI+アバスチン」
TRIBE(Lancet Oncol)                       初めての化学療法を考える場合、「FOLFOXIRI+アバスチン」治療を選択することで「FOLFIRI+アバスチン」治療を選択するより生存期間の延長が期待できる。試験では「FOLFOXIRI+アバス ...
【大腸がん:一次治療(OS)】「FOLFOXIRI+アバスチン」vs「FOLFOX+アバスチン」
遠隔転移を有する大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「FOLFOXIRI+アバスチン」治療を選択することで「FOLFOX(またはFOLFIRI)+アバスチン」治療を選択した場合より生存期間の延長が期待できる。 【発表】 2020年8月20日 【解析対象】 CHART ...