
1ライン以上の治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「トレアキシン+リツキサン」に「イムブルビカ」の上乗せを選択することで、18ヵ月無増悪生存率の向上が期待できる。
主な有害事象は好中球減少症、悪心。試験ではグレード3または4の有害事象は「イムブルビカ+トレアキシン+リツキサン」治療を受けた77%( vs 74%)の人が経験した。主なグレード3または4の有害事象は好中球減少症(54% vs 51%)、血小板減少症(15% vs 15%)。
【発表】
2015年12月4日
【試験名】
HELIOS(Phase 3)〔NCT01611090〕
【原著】
Lancet Oncol. 2016;17:200-211. [PubMed: 26655421]
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