【ホルモン感受性前立腺がん(低リスク例):一次治療(OS)】「ニュべクオ+アンドロゲン除去療法+ドセタキセル」vs「アンドロゲン除去療法+ドセタキセル」

ARASENS(JCO)                          

遠隔転移を有する前立腺がんと診断された男性が初めての治療を考える場合、「アンドロゲン除去療法+ドセタキセル」治療に「ニュべクオ」の上乗せを選択することで、高リスク例でも、低リスク例でも生存期間の延長が期待できる。

また、高腫瘍例においても、「アンドロゲン除去療法+ドセタキセル」治療に「ニュべクオ」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。

【発表】

2023年2月16日

【試験名】

ARASENS(Phase 3)〔NCT02799602/jRCT2080223461

【試験参加国】

日本(名古屋大学医学部附属病院、弘前大学医学部附属病院、国保旭中央病院、国立がん研究センター東病院、東邦大学医療センター佐倉病院、四国がんセンター、北海道がんセンター、神戸大学医学部附属病院、石川県立中央病院、金沢大学附属病院、香川大学医学部附属病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター、神奈川県立がんセンター、三重大学医学部附属病院、東北大学医学部附属病院、奈良県立医科大学附属病院、近畿大学病院、大阪大学医学部附属病院、浜松医科大学医学部附属病院、自治医科大学附属病院、済生会宇都宮病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、日本医科大学付属病院、東京大学医学部附属病院、がん研有明病院、東京医療センター、東京慈恵会医科大学附属病院、杏林大学医学部付属病院、東京警察病院、慶應義塾大学病院、JCHO東京新宿メディカルセンター、鳥取大学医学部附属病院、山口大学医学部附属病院、千葉大学医学部附属病院、千葉県がんセンター、九州がんセンター、岐阜県総合医療センター、構熊本医療センター、宮崎大学医学部附属病院、長崎大学病院、岡山大学病院、大阪国際がんセンター、大阪公立大学医学部附属病院、徳島大学病院、和歌山県立医科大学附属病院)、米国、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、カナダ、中国、チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、韓国、メキシコ、オランダ、ポーランド、ロシア、スペイン、スウェーデン、台湾、英国

【原著】

J Clin Oncol. 2023 ;41:3595-3607. [PubMed: 36795843]

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