【ESR1陽性ER陽性乳がん:二次治療】「ラソフォキシフェン+ベージニオ」

ELAINE 2(Ann Oncol)                      

遠隔転移を有するESR1陽性ER陽性HER2陰性乳がんと診断され、「内分泌療法+CDK4/6阻害薬」加療後に病勢が進行した29名の女性が「ラソフォキシフェンベージニオ」治療を受けた結果、55.6%の人が治療に奏効し、6.4ヵ月奏効が持続した。

ラソフォキシフェンベージニオ」治療の主なグレード1または2の有害事象は、下痢、悪心、倦怠感、嘔吐であった。「ラソフォキシフェンベージニオ」治療を受けた1名がグレード2の下痢のために投与を中止した。

【発表】

2023年12月

【試験名】

ELAINE 2(Phase 2)〔NCT04432454

【試験参加国】

米国

【原著】

Ann Oncol. 2023 ;34:1131-1140.  [PubMed: 38072513]