![38672597大腸がん](https://i0.wp.com/gantaisaku.net/wp-content/uploads/2024/05/6022ba38de350af88fcb13138534911d.png?resize=678%2C381&ssl=1)
PRODIGE 25-FFCD-FOLFA(Cancers (Basel))
遠隔転移を有する大腸がんと診断され、2剤併用化学療法が不適格な人が初めての治療を考える場合、「5-FU+ロイコボリン」治療に「ザルトラップ」の上乗せを選択しても6ヵ月無増悪生存率の向上は期待できず、グレード3以上有害事象を経験するリスクが高まる。
「5-FU+ロイコボリン」治療を受けた場合も、「5-FU+ロイコボリン+ザルトラップ」治療を受けた場合も、6ヵ月無増悪生存率は54.7%であっが、グレード3以上の有害事象の発現率は、「5-FU+ロイコボリン」治療を受けた場合で58.2%であったのに対し、「5-FU+ロイコボリン+ザルトラップ」治療を受けた場合では82%であった。
【発表】
2024年4月16日
【試験名】
PRODIGE 25-FFCD-FOLFA(Phase 2)〔NCT02384759〕
【試験参加国】
フランス
【原著】
Cancers (Basel). 2024 ;16:1515. [PubMed:38672597]