「イミフィンジ(一般名=デュルバルマブ)」は抗PD-L1抗体で、2018年7月2日、「切除不能な局所進行の非小細胞肺がんにおける根治的化学放射線療法後の維持療法」に対して承認された。
「イミフィンジによる地固め療法」は、同時化学放射線療法後に行うよう推奨されている。
「イミフィンジ」治療を受けた96.8%が有害事象を経験した。「イミフィンジ」治療の主な有害事象は、咳嗽(35.4%)、疲労(23.8%)、呼吸困難(22.3%)、放射線性肺臓炎(20.2%)であった。
【承認日】
2018年7月2日
【効能及び効果】
切除不能な局所進行の非小細胞肺癌における根治的化学放射線療法後の維持療法
【さらに詳しく】
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