多発性骨髄腫と診断され、免疫調節薬、プロテアソーム阻害薬を含む3ライン以上の治療歴がある人が「サークリサ」治療に「抗PD-1抗体 リブタヨ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。
「サークリサ」単剤治療を受けた34名の奏効率が11.8%であったのに対し、「サークリサ+リブタヨ(4週ごとに投与)」治療を受けた36名の奏効率は22.2%、「サークリサ+リブタヨ(2週ごとに投与)」治療を受けた36名の奏効率は25.0%であった。
【発表】
2023年3月3日
【試験】
Phase 1/2〔NCT03194867〕
【試験参加国】
米国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、チェコ、フランス、ギリシア、ハンガリー、イタリア、スペイン
【原著】
Cancer Med . 2023 ;12:10254-10266. [PubMed: 36866838]